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2011年 04月 11日
何気なくテレビを見てたら,SMAPが「夜空ノムコウ」を歌っていた。某オンリーワンの歌とは違い,この曲は大好きなのでつい聞き入ってしまう。「あのころの未来に僕らは立っているのかな?」というのがシャオのお気に入りのフレーズ。
考えてみれば,もう21世紀も10年目に入ったわけだなと思うとなんとなく絶句する。子供のころは21世紀なんていうと、それこそ車にタイヤがついてなかったり,テレビ電話で連絡を取り合ったり,腕時計に無線機がついてたりとかなり無責任な未来を想像をしていたものだが,現実はというと微妙にベクトルが違う方向に社会は動いている。 相変わらず自動車はガソリンエンジンをベースに動いているし,紀元前に起源が遡る車輪に勝る動力効率を持つ道具を人類は発明していない。反面,電話は固定電話なるものがどんどん消えてゆき(そういうシャオの家にもない),携帯電話という道具が得体の知れない勢いで進歩した代わり,テレビ電話はそんなん必要ないよね,とオマケ扱いで、明らかに情報量が劣位する文字ベースのメールが発展したりしている。 まあ,こんなことは実は1990年代,シャオが学生の頃から言われ続けてきたことであって,すなわち「子供の頃のファンタジー」を引きずってるってことなんだろうなあ。かのオウム真理教のサリン事件の根幹原因が「行き詰まりを見せた現代社会に絶望した人間がつかもうとした桃源郷の実現」とすれば,彼らの70年代未来チックな「夢と小道具」も,その年代には説得力があったんだろうなと思ったりはする。決して肯定はできないが。 社会学者の宮台真司(シャオにとってコイツはフィールドワークを言い訳にした援助交際愛好家としか見えないのであるが)なんぞは,こういった事例を痛烈に批判し,ファンタジーを捨て、「終わりなき日常を生きろ」という提言をなしたが,彼の言葉が何かしら社会に影響を与えたとは思えない。相も変わらず人間社会は未来というファンタジーを信じている。実際のところ人間が宮台慎治が言うように「終わりなき日常を生きる」ことはできないのである。明日という日は今日よりマシな日に違いない,或いは,マシに近づくためのステップなんだと言い聞かせて,やっと人間は「次の日を生きる」という決意を抱くことができる。 ただし,これはシャオのような「無能であるが故に執着のあまりない」人間であるからこそ適用できる真理であり,有能な,或いは執念のある人間というのは腐るほどいるわけで,その人が何かの拍子に権力を手に入れたりすると,その権力を最大限に行使し,自分の「夢」を実現にかかることは言うを待たない。 問題は,その人が「有能な人」なのか,それとも「執念の人」なのかを選定することがなかなか難しいということだ。そもそも,両者は不可分な関係にあると定義することもできる。何かをやり遂げようとする有能な人間が,その「夢(目標,と言ってもいい)」を実現することに「執着」しないわけがないのであって,これはなかなか区別がつきにくい。 Facebookで20年来の友人と連絡を取りながら,東京都知事選の結果をテレビ知り,なんとなく考えたことを言語化するとこうなった。いや別に都知事の人がどうとか言ってないデスヨ? ただまあ,人間の能力、特に知的能力というのは年齢で制限されないと考えているシャオですら,78歳で4年の任期に再任されるってどうよとはつい思ってしまうのだけれど。悲しみを誘う事実として、平均余命を過ぎた老人が、一国に値する財政規模の政治を押しつけられているという実に非人道的な現実である、と書くと田中芳樹になっちゃうなあ。
by shaonanz
| 2011-04-11 18:14
| 日記
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Comments(4)
Commented
by
AK
at 2011-04-11 22:08
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わかってるとは思うけど。SMAPはただ単に歌ってるだけ。
某花屋の店先の曲は槙原作、夜空ノムコウはスガシカオ作。 もちろん、槙原曲は全部嫌いか、スガシカオ曲は全部好きか、 という単純な話ではないけど、好き嫌いの傾向はあるかもね。 そうそう、セロリが好きだったりもするよねSMAPは。(笑)
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by
shaonanz at 2011-04-12 21:57
>AKさん。
いくら世情に疎いシャオでもそれぐらいは知ってます(笑)。槙原の曲は好きですよ。ただ、あのオンリーワンの歌だけは納得できない。少なくとも「誰かのオンリーワン」になることは、単に「ナンバーワン」になるより数段難しいってことを全く描写していないのがどうにもダメ。「もともと特別なオンリーワン♪」という言葉、胡散臭いと思いません?
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by
AK@よっぱ
at 2011-04-13 00:12
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良くも悪くもそれぞれオンリーワンなんだよってとこまでしか
描写してない気がしなくもないですよ。あとは考えなさいと。 良いオンリーワンは世間が認めなくてもワシが許す。 悪いオンリーワンは世間が認めてもワシが許さん。 普通のオンリーワンはオンリーワンには見えなくて残念。 要は、世間が許さなくてもワシが許すと言ってくれるひとが いてくれたらソレが幸せなんだなあってことですよ、たぶん。 「誰かのオンリーワン」は目指さなくていいんだと思う。 「自分がオンリーワン」で在って、 それを好いてくれるひとがいれば幸せだし、 そうでなくても自分は自分で在って何も変わらないんだと。 「価値観の多様化」の名のもとに競争を回避するですよ。 ある意味ナニカからの逃避ですよ。 ソレでもイイと救いの手をサシノベルように見せかけるですよ。 胡散臭さの源泉はソコにあるのかもしれないですよ。
Commented
by
shaonanz at 2011-04-13 19:30
>AKさん
>>「価値観の多様化」の名のもとに競争を回避するですよ。 ある意味ナニカからの逃避ですよ。ソレでもイイと救いの手をサシノベルように見せかけるですよ。胡散臭さの源泉はソコにあるのかもしれないですよ。 おー。多分ソレです>胡散臭さ。シャオは過大に「世間の目」を気にする人なので余計にそう思うですよ。「価値観の多様化」というのは、「基準とする価値観」があって初めて議論するに足りるものだと思うんですがね。
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