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2006年 09月 01日
んでまあ、たいへん期待をして見てみたんですよ。ハチミツとクローバーの映画版。 すまん。結論から言う。大駄作。 いや判る。そもそも、単行本で10冊(予定)の物語を2時間弱で表現しようとすれば、何かを削らなければならないのは判る。そりゃ判るんだが。 よりによって、原作のラブコメディからコメディ部分を一切カットするという暴挙については、強く強く「なんじゃそらー」と思わせていただく。しかも何のシャレか、スタッフロールの最後で、変なエフェクトがかかった黒猫がスクリーン前を横切るというおまけつき。くっっっぅっっっそツマラン映画を見せた後のこの仕打ち、うん、実によいイヤガラセですね。 シャオは気心の知れた偽姉と、しかもタダ券で見たので、海より広い心で見れそうなものだが正直途中で退室しようかと思った。これ2時間ドラマで放映されたのを見ても怒ると思う。 一応、キャストはイメージどおり(ただし、森田についてはギャグの部分が全てカットされたため、メチャクチャ嫌なヤツに変更。森田ファンの感想としては「ふざけんな」)。その点についてだけは文句はない。問題は脚本がグダグダのメタメタということ。つーかぶっちゃけお前ら美大生、芸術系の学生をナメ過ぎ。 芸術系の学生、ってだけで何でもアリだと思ってないか? あと、抽象画ならグチャグチャでもいいとか思ってるだろう。 致命的なのは、主人公たちがコトあるごとに「・・・・これも青春か」とか、まさに青春の過程にいることを認識してしまっていること。明らかに余計というか、そもそも、「青春」をテーマにした作品で、奇矯な行動の理由を「青春だから」と片付けてしまうのはどうか。「今はね、青春なんだよ! 理由は? だって青春だから!」みたいな、馬から落ちて落馬したみたいな理屈はたいへんいかがなものかと思う。 「青春」なんぞは、その過程では絶対に認識できない。自らの体験に照らしても、すくなくとも自分の中で「青春だから」なんぞというクソみたいな理由で納得できたことなど何一つない。自分の思い通りにならない現実、それをなんとかしようとあがき、もがき、苦しむこと。そしてそんな中でのわずかな「救い」。そんな青春期の葛藤ときらめきなど、この映画には微塵もない。ただただ、仲間で海に行ったー、一緒に泊まったー、バーベキューパーティーしたー、で実は失恋しましたー、でも好きですー、だって青春だもん。 みたいな、形だけの「青春」を描いてる。おい、金属バット持ってこい。特盛で頼むぞ。(目がマジで) 原作を絞って絞って、よりによって絞ったカスだけを集めたような映画。積極的に言います。絶対にオススメしません。DVDとか出たらフリスビーとかにして遊ぶほうが楽しめます。 それとも、イマドキの青春ってこんなに薄っぺらいものなのか。もしそうなら、シャオは90年代に「青春」を過ごせたことを心から幸せに思う。 原作はたいへんな名作だと思っております。と一応チキンな言い訳をしておく。
by shaonanz
| 2006-09-01 00:55
| 映画
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