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2007年 05月 19日
あーまーなんだ。予想通りつーかなんつーか。 シャオは、物事を見るときに、偏った見方というのがあまり好きではない。例えば特攻なら「彼らは英霊っ!靖国こそ命ィ!」という切り口も、逆に「あんな役にもたたん攻撃で死んで犬死犬死っ!!」という切り口も、それを口にする連中と同様に忌み嫌う。 ただなあ。娯楽映画作るつもりなら戦争なんてテーマを選ぶな。 正直、なにがテーマなのか、どういう切り口で「特攻隊」という存在を製作者が捉えているのかがさっぱり判らん。おまけに配役が小粒かつ登場人物が多すぎで、「明日死ににいく者の苦悩」っていうのがちょっとも感じられねえ。これならまだ、「男たちのYAMATO」の方が、絞り込まれていただけ数倍マシ。 あと、エピソードをつなげばストーリーになると思ってないか、脚本家だれだよと思ったら某小説家気取りの政治家である御大だった。あーなるほど。誰も文句をつけられなかったんだろうなあ。 おまけに、実在の人物(最後まで知覧で特攻隊員の世話をしていた鳥濱トメさん)の視点から岸恵子が熱演しているんだけど、これがまぁひどい九州弁で。いちおう涙腺をくすぐるエピソードもあるんだけど(人の死が描かれている以上これは当たり前)、その直後のもっさい九州弁で我に返る。あとは蛍のCG担当者。お前いっぺんスクウェア・エニックス行ってバイトからやり直して来い。 これを見て、「ああ特攻ってこんな感じだったんだ」と思ってしまうのが一番怖いなあ。もちろん、シャオの見方が真実に合致しているという保証はないんだけど。これを見るくらいなら、そのお金で文庫本を購入した方がよっぽどマシだと思う。お勧めは「特攻基地知覧/高木俊朗」。 ただ、あの時代の「狂気」というのは描かれていたと思う。血染めの日章旗を描く女学生、特攻隊員だから、という理由だけで娘の出奔を許す父、そして自分の息子が死にに行くのに「名誉なことだ。しっかりお願いします」と敬語で話しかける父。そんな狂気の時代でどう若者が生きていたのか、それを絞り込んで描けばもう少しよい映画になったと思うんだけどなあ。残念でした。「硫黄島からの手紙」に大負けです。クリントイーストウッドより石原慎太郎はシャオの中では格下決定。まあ、モトからあんまり好きなオッサンじゃなかったけどな。
by shaonanz
| 2007-05-19 21:09
| 映画
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