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2011年 05月 18日
これでもシャオさんは、小学校低学年時代は「神童」と呼ばれていた。 理由はいくつかある。まず、同年代の子供たちと比べて圧倒的に語彙数が多かった。そして、状況判断能力が抜きんでていた。さらに、小学1年生の分際で四則計算、九九はもちろん、除算、一けた分母の分数計算まで出来ていたのだ。ついでに言うと、読むことはできないが、中学生レベルの英語が喋れた(そしてこれは大人になっても頭打ちである)。 これは2つの時からひたっすら読書をしていたことが大きい。畳の上の水練とはよく言ったもので、いつのまにかシャオは、ほぼ独学でそれらを身に着けていた。英語だけは、さすがに父親に買い与えられたテープを聞いてた覚えがあるが(音で聞いてたから読めないのである)。 反面、それはどこまで行っても「畳の上」での上達だったのも確かだ。そして、そろそろ分別がつきだした小学校5年生まで、とある秘密を隠しおおせていたのである。 その秘密とは。シャオは「右と左が判らない」というものだった。 いやちょっと待てと思われるかもしれないが、ホントにそうなのだ。方向を指示する言葉として、右と左という言葉があるのは知っていた。が、唐突に「右ってどっち?」と聞かれると、それがどちらの方向を示すか判らないのである。また悪いことに、地球上であれば上下と言うのは絶対的な感覚としてあるが、左右と言うのは相対的な感覚である。対象者の向きによって結果が真反対になる。 だから、シャオに「向かって右」とか言われるともう大混乱。ゲシュタルト崩壊を起こしてしまうのである。 さて、そんなシャオさんは小学校5年生の時に、「名札係」という役職についた。この役職は呑気に見えて実は大変な役職で、毎朝、クラス40人の名札が付いているかをチェックし、名札をつけ忘れた人間を記録、1か月の間に3回つけ忘れた人間を職員室と言う懲罰房へ連行するという強大な権限を付与されていた。 こういう役職だからこそ、自分が名札をつけ忘れることは許されない。そして小学校の規則では、名札については「左胸に装着する」という規則が定められていた。この係を一年間続けた結果、シャオは初めて「左」という方向を感覚で理解でき、同時に右という存在も理解できるようになった(左の逆が右なのだ。この真理を見つけた時は人生勝ったと思った)。 なんでこんな話をダラダラと書いたかと言うと、今日、シャオさんは会社で健康診断を受けた。若いシャオさんには(言っておくが我輩はまだ若い)、バリウムでの胃部検査が義務付けられており、飲みにくいバリウム(それでもずいぶんと改善されたらしいが)を飲んで検査場へと向かう。 バリウムによる胃部検査を受けた方はお分かりになるかと思うが、あれはX線と違って検査対象者は小さなベッドの上をゴロゴロと転がる必要がある。そして……ここが重要な点だと思うのだが……ベッド自体もぐるんぐるん動くのである。 「一回転してください」とか「腹ばいになってください」とかの指示はいい。が、シャオのように先天的に右と左が判らなかった人間が、ぐるぐる回るベッドの中で方向感覚を理性で捉えられないとどうなるか。 「はーい。じゃあ、右を向いてください・・・・逆ですけど」 「もっともっと右向いてくださいますかー・・・・いやだから逆です」 「今度は左ですよー。左に45度・・・だ・か・らっ! 逆ですっ!」 「右を向いた後呼吸を止めて・・・だから逆だって言ってるでしょうっ!!!」 検査技師の血圧をいたずらにあげることに成功。いや判んないんですよマジで。バリウムでお腹は張るし。気持ち悪いし。検査技師はうら若い女性だったが、もうマイク越しに怒ってるのが丸判り。いやまあ、そら確かにシャオでも怒る。およそいい歳をした男が、右と左の区別もつかないつーのは許しがたい事態に違いない。 不思議なことに、車の運転してるときは完全に感覚のレベルで判るんだけど>右と左 小さな頃、なりたかった職業の一つに「戦闘機のパイロット」とかがあったのだが、この調子じゃ止めて正解だったと思う。右旋回しようとして左旋回して接触事故・墜落死と言うのはちょっと情けない。
by shaonanz
| 2011-05-18 23:05
| 日記
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Comments(10)
Commented
at 2011-05-19 01:55
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
you
at 2011-05-19 06:15
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ほぉ~。シャオさんでも苦手なことがあるんですね~(笑)
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by
かずにい
at 2011-05-19 07:43
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これで分かるのは編隊飛行をしたら、仲間の飛行機に衝突するか、編隊はぐれて撃墜されるか二つに一つ。あとブルーインパルスのパイロットなら皆の前で墜落かも。
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Chelsea♪
at 2011-05-19 19:48
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あぁ~わかる!なんとナカマがいた!
私も右と左を教わる時期を間違ったため、今でも言われてすぐに反応できないんです^^; おまけに基本的には右利きだけど、左手もかなり使えるので厄介なんです・・・
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shaonanz at 2011-05-19 22:03
>匿名希望様
あはは。シャオがギターを弾き始めたのは小学校6年生からでしたから、その手は使えなかったですね。普通、右と左の区別なんか、幼稚園でつけておかないといけないことだからなあ。
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shaonanz at 2011-05-19 22:14
>youさん
いっぱいありますよ(笑)>苦手なもの ここらで熱いお茶が一杯苦手だ。
Commented
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shaonanz at 2011-05-19 22:15
>かずにいさん
エレメント組めるまでに落とされるでしょう(笑) 右と左が判らないなんてパーティゴにもほどがある。
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shaonanz at 2011-05-19 22:16
>Chelsea♪さん
Chelsea♪さんとは、なんか似てるなあ、ダメなところが(笑)。似ててもちっともイイコトないので、お互い頑張って治しましょう(笑)
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ぱわぁ支障
at 2011-05-20 00:34
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Commented
by
shaonanz at 2011-05-21 22:10
>ししょー
そういや、シャオの年代ぐらいだと、親によっては無理やり左利きを右利きに変えさせたりしてましたよね。結果、両手効きになる人間も多く、若干羨ましかった覚えが。あと、左利きの人間が黒板に英語を書くときはかなりびっくりした。押してるよ!チョーク押してるよ!
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