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2011年 09月 12日
ここのところギターを弾く機会が飛躍的に増えてきた。
考えてみりゃ,シャオとギター(特にアコースティックギター)との付き合いは,そろそろ30年近くになろうとしている。まあ,30年弾いてて,腕のほうはと言われれば赤面して黙り込むしかないのだが(笑),ギターに関する知識ってのはそれなりにあるんじゃないかと。 てなわけでまとめてみた。なお,シャオは「最初に手にするギターは消耗品」という割り切りなので,一本目はフツーの,まあ,3~5万円ぐらいのギターを買うのをお勧めする。で,それをガシガシに弾きこんだ後,そろそろ人前で弾いちゃおうかなー,というヒト対象。もちろん独断と偏見なので(デジカメと違い,性能諸元で語れるものじゃないしな),一意見として聞いてもらえれば。 以下,特に示さないかぎりはアコースティック・ギター(シャオの年代だと「フォークギター」なのだが)のコト。 ☆ 〇Martin(マーチン) いわずと知れたアコースティック・ギター(以下「アコギ」)界の重鎮。すべてのアコギの原型とも言っていい。原産国はアメリカ。 60年代から始まる,由緒正しき「フォークのための」ギター。プロミュージシャンの間でも多く使われ,何かにつけて比較元となる。楽器屋で「10万円から20万円で,代表的なギターをくれ」と言ったら,まず間違いなくマーチンが出てくる。 Dタイプという,(それ以前のギターと比較すれば)巨大なボディ=大きな音 という図式を作り出したことでも有名。ちなみにDはDrednoughtという当時ムチャにデカかった戦艦の名前から来ている(日本でも,弩級,超弩級の「弩」はDrednoughtの「ド」)。 どんなジャンルの音楽にでも使える万能機。逆を言えば,あまりに使われすぎてて音に新鮮味がないことや,ビンテージが古いものじゃないと価値が認められなかったりされがちなギターでもある。あと,やっぱりなんだかんだで湿気や高温などの外的環境に弱い。野外で使った後は徹底的なメンテが必要。 なお,よくライブで使われるエレアコ(アコギに内臓アンプつけて直接音をPAに出せるようにしたギター)については,後発になってしまいかなり迷走気味。シャオの友人でもエレアコのユーザーがいるが,大変なことになっていた。 シャオ…D-35を保有。 〇Gibson(ギブソン) これまた有名なギターメーカー。エレキギターのジャンルでは比類まれなるシェアを誇る。音のためには素材追求を怠らないあまり,こないだワシントン条約抵触の疑いでFBIにガサ入れされた。 アコギはマーチンに一歩遅れをとったが,その分独特の音色の開発に成功。その甘く響く音はお好きな人にはたまらない。ボディも,普通のウッド調ではなくサンシャインレッドとかオモシロ色満載。楽器屋行って,色のついたギターがあったら十中八九はギブソン(か,そのコピーモデル)。 プロミュージシャンの間でもやはり使われるが,主にブルースの分野で威力を発揮する。あと,アルペジオよりはストロークに強い。 エレアコについて言えば,「PA泣かせのギブソン」と言われるぐらい異様な音出力をする。ライブのときにPAに使用ギターを告げると,微妙に嫌な顔をされる。ただ,マーチンと違いエレアコが前提となっているので,ハマればハマる。通のヒト向け。 シャオ…保有なし。 〇YAMAHA(ヤマハ) 日本国原産のギター。家具や木造船を作ってた会社が余った木切れで楽器を作ったら売れちゃった,という歴史を持つ。ピアノが有名だけどギターもそこそこ。一本目だったらYAMAHAの買ってりゃ間違いはない。 とにかく保守的な作りで,新鮮味はない代わり安定度はピカイチ。上手な人間が弾くと,値段ランクが違う外国産ギターと互角に渡り合える音が出る。日本で作られてるので,湿気や高温という日本特有の気候に耐え抜く力を持つため,何気に外国人のミュージシャンが使ってたりする。 エレアコについても,コンサバにもほどがある設計で堂々の使いやすさ。各種エフェクター類との相性もいい。 欠点がないことが欠点。強いて言うならヘッドマークのロゴが「YAMAHA」だとダサいと思うヒトとか,いまいちシェープされないボディデザインとかが気になるヒトは買わないほうがいい。 シャオ…YAMAHA AP-X6を過去に保有。 〇Taylor(テイラー) ギター界では新興に位置するギターメーカー。一言で言うならギター界のトヨタ。ラインナップがどんな用途にも使え,どんな奏法にも対応でき,それでいて傑作機が永遠に出ないとかもーそっくり。 特にエレアコについては,変に古い歴史がない分,最初からいま時誰が外付けピックアップやマイクで音拾うんだよ内蔵にしろ内蔵に!という設計で作られており,どんなPAにつないでも,どんなアンプにつないでもそれなりの「高級ギターの音」が出る。 逆に言うと,上手い下手がわかりにくいギターでもあるし,突出した音色とかは皆無。多くのプロミュージシャンが使ってるけど,多分音色とかじゃなくて安定感にお金払ってるんだと思う。あと,何気に高価。感覚としてYAMAHAの2割増程度。 あと,故障しにくいけど故障したら原因特定がなかなかできないメーカーでもある。個体状態によってその辺違うので,カタログ買いはおススメできないが,無駄に高いおかげで田舎の楽器屋とかだと置いてない場合が多々ある。いざ故障したときの為に,信頼が置ける仲介者を頼むのがベスト。 シャオ…Taylor 814CEを保有。メインギター。 〇Ovation(オベーション) 異色中の異色。そもそもが,ヘリコプターの材料作ってたけど振動多すぎて使えねえ,あでも,どうせ振動するなら楽器作っちゃえばいいんじゃね?というプロジェクトX並みのトンチ力で設立されたメーカー。それが一定の勢力を持つまでになってるから世の中わからない。 ぱっと見すぐわかるのが,サウンドホール(ギターの穴ね)が,真ん中になく周辺部に小さく複数配置されている魔改造仕様。楽器屋に行って,一番尖がったデザインのアコギを指差したら,多分それはオベーションである。 素材からしてグラスファイバー製というのが,デザインともあいまって何とも近未来チック。故に伝統的なフォークとか歌うヒトにはアレルギーがあるかも。 音色も独特のなかの独特。最初から「音の響き」というのを無視して設計されており,全シリーズにイコライザーを装備して「気に入らなきゃ自分で電気的に音をいじってね♪」という,潔いにもほどがある設計が自慢。 否定的に聞こえるかもしれないが,これを乗りこなしたときの喜びは物凄いし,音的にも,アコギにはない(というか,これは厳密に言えばアコギ,ではなくエレキギターのアコースティックバージョンと呼びたい)音は,間奏のソロ部分で決まればカッコよさ炸裂。異色の音でありながら他のメーカーのアコギと干渉しない音作りは見事。ロックなヒトに。 シャオは スタンダードシリーズを過去所有。 ~以下の二つは,厳密に言えばギター「メーカー」じゃないのだが,参考までに~ T&T(テリーズ・テリー) YAMAHAで数々のミュージシャンの作成を手がけた,テリー中本氏が独立して作ってるギター。受注生産なので素材等も選び抜かれている。 もっとも,基本100万円,あとは5万円刻みでオプション付け,という値段体系にビビってるようじゃこのギターを使う資格はないとも言える。 Collings(コリングス) アメリカのギターオタク,ビル・コリングスが作ってるギター。受注生産じゃないがほぼそれに近い。 TaylorやOvationとは逆に「限りなくゴージャスな生音」を追求している。その分ピックアップを選ぶのに神経を使うとか使わないとか。 売値(定価で,ではなく)が基本50万円以上なのを気にしてはいけない。 ☆ まあこんなもんかな。あくまで感覚だし,ギターなんか個体で変わってくるので鵜呑みにはしないでほしいけれど,まあ傾向として。
by shaonanz
| 2011-09-12 19:03
| 日記
|
Comments(4)
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Chelsea♪
at 2011-09-12 23:13
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全くもってギターはワカリマセン。今日テレビでクラシックギターの演奏聞いて、あのギターいくらくらいなんだ?と思った程度だったりw
アコースティック楽器系は同じメーカーでもその時の温度、湿度、弾き手の気分でも違う楽器になるくらい。そこがいいと思うんですけどね♪
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美紀
at 2011-09-13 12:22
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T&T(テリーズ・テリー)は確かに高いっす。
欲しかったんですが…即諦めました(^^; そのかわり、坂崎さんとテリーさんの共同開発的なギター(TSK)を買いました。 値段もT&Tの半分ぐらいで済みますし… 音も良いですよ~。
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shaonanz at 2011-09-13 22:22
>Chelsea♪さん
あー。クラッシックギターは高そうだ。ウチの配偶者が弾いてますが(これがひいき目なしで割と上手。習って1年経ってないとは思えない)、「入門用機材」で「売値が10万円」だったような気がします。 ホントの「アコースティック」ならそうですよね>違う楽器 だけど、今はアコースティックと言いつつ、PAやエフェクターで波形を整えてるからなあ。アコギっぽい音、って感じになるのでは。その辺で、PAで増幅しなくてもいいヴァイオリン等とは違うと思っとります。
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shaonanz at 2011-09-13 22:25
>美紀さん
いやっ! 違うから! TSKって、じゅーぶん高いからっ! とにかく、アコパケでの楽器の潜在的価値の高さは異常だって! あそこに泥棒が入って全部売りとばしたら、新車でヴィッツぐらい買えるんじゃなかろうか。俺のギター(Taylor814CE)以上の楽器がゴロゴロしてるってどうよと本気で思う。
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