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2015年 05月 12日
シリーズを始めておいてなんだと言われそうですが、ちょっとあちこちに波及があったんで。
さだまさし?なにそれ美味しいの?という方々にはスルー推奨。 ☆ ようこそおいでくださいました。ありがとうございます。音楽会なのに入場者の年齢を制限することは、とても変なことです。もしかすると間違ったことかもしれません。そこで、蛇足ながら、僕自身のこのコンサートに向かう気持ちを、聞いて頂こうと思います。 ある時、「私の娘が大変あなたの歌が好きなのです」と、僕にサインを要求する中年の男性に出会ったと思ってください。更にその方は「私もあなた歌は気に入っているのだけれど、コンサートは若い人たちばかりだろうし、一度も行ったことがない」と続けます。「ま、我々の世代には会場は遠すぎる場所ですよ」と・・・。 またある時、前の男性より少し若い女性と、喫茶店で出会いました。その女性は、近頃、子供が幼稚園に通うようになり、その分手がすいたのでレコードを聞いたりするのだけれど、コンサート会場には照れが身に染みてしまって、とても行けない、といいました。 コンサートには若い人が多い。それは確かです。ですが、年配の方も意外に多いものです。昔から日本人には「若い者」との間に一線を引きたがる人が多く、「若い者」とともに何かをすることを恥と受け止めてしまう傾向にあるようです。 もしも、と我々は考えました。もしも、そういった遠い場所の人々、我々の手で現場に引っ張り出せることができたなら・・・と。仮に年配の方々が音楽会にやってくる。(もちろん、さだまさしのコンサートに限らず、です。)そうすれば、音楽会の客層が変わってくる。従って送り手も変化する。これは革命ではないか!と・・・。 ま、それほど肩に力を入れずとも、音楽には本来年齢の制限などあろうはずがありません。それを確認するために、あえて制限してみたのです。 30歳以上、としたのは、ビートルズ「革命」を基準としましたので、本当は35歳以上と言うべきなのですが、話がこじれるので、切りのよいところにしました。 ビートルズの出現は、それ以後の音楽の受け手の態度を一変させた、と思います。ビートルズ以前の、或いは、第二次世界大戦以前の青春たちの持つ音楽に対する態度と、ビートルズ以後は次元が異なってしまったのでしょうか? どうぞ街に、音楽会に出てきてください。これ以上、若い者を放り出さないでください。世代で世界が区切られるのは不自然です。 お互いに、先入観や思い込みで、相手を切り捨てたり切り捨てられたりするのは、もうたくさんだと、そう思うのです。 今日は、本当にありがとうございます。 <さだまさし「さまざまな季節に」 コンサートメッセージ> これがいわゆる、さだまさしの「30歳以上の方のコンサート」に対するメッセージである。 当時、シャオはまだ小学生。が、この文章を読んだときには震えが来た。なんとこの人は高潔な考えの持ち主なんだろう! 30歳以上のおじさんやおばさん(小学生から見れば30歳と言うのは立派なおじさんやおばさんである)にも、音楽を伝えようとしている! が。 今や立場は逆転し、さだまさし氏自身が還暦を超えた現在、皮肉な逆転現象が起こっている。「ま、我々の世代には会場は遠すぎる存在ですよ」と言っていた世代が、クレジットカードを背中にコンサート会場へ足を運び、逆に若者に対する彼の存在は、ありていに言って「ダスキンのおじさん」であり「北の国からの主題歌を歌った人」なのだ。 これではマズイと思ったのだろう。結果、今年、彼は「U-30のためのコンサート」を企画した。オールスタンディング、ライブハウスでの東名阪ツアー。そして参加条件は「30歳以下であること」そして。 「自分が30歳以下であると公言できる人(笑)」 (笑)、じゃねーよ、と吐き捨てたのはシャオだけか。 違うだろう。それは違うだろう。かつてあれだけの高潔なことを言い、当時音楽に縁遠かった人々に「コンサートに来てくれ」と願い(記憶は定かではないが、社会人の方が来やすいようにと曜日も配慮されていたはずだ)、音楽、というものを広めようとしてきたあなたが、あなたがそれをするのか! と絶望に満ちた呻きをあげたのは、本当に俺だけなのか。 当時、どうか若者を放り出さないでくれ、と言っていたあなたは、今回のコンサートで中途半端な条件を出し、ある意味で若者を放り出してしまったのではないか。いやわかるよ。もう俺も大人になったんだ。本人のプライドとか、まあ営業の都合とかいろいろあるだろう。判るけど。判るけどもさあ!そこは売らないでほしかった、そこだけは、そこだけは違うだろう。それを言ってしまったら、「敗北宣言」なのではないか。自力では若者を集められない、という意味の! さだまさしの曲は、一時期「軟弱」と呼ばれたように、実に淡い曲調のものが多い。しかし、それは実は骨太で、立体的に組み合わさった骨組みに、淡い壁紙をはったものなのだ。クラッシックやフォークソングに対するアンチテーゼとしては、ロックンロールに近いと言っても過言ではない。 だからここは言いきってほしかったのだ。「30歳以下の方は今回、入場をご遠慮願います」と。 集まる数は少ないかもしれない。だが、さだまさしの曲は20年経とうが30年経とうが絶対に通じる。当時小学生だったシャオの魂を掴んで20数年離さなかったのは、あなたの曲なのだ。今の若者が聞いていてわからない、なんてことは絶対にない。 そうすれば、今回集まった「若者」が、次のコンサートには誰かを誘ってくるかもしれない。そのチャンスともいえる企画を、あなたは、自ら貶めてしまったのだ。 今回の騒動で、色々な方の意見を見た。だいたいは「まあ営業の都合だよね」という話であり、或いはまた「別にぜんぶのツアーがそうでもなし、数回のコンサートの条件に何を目くじら立ててるんだ」という話であり、また、「まあこれもアリでしょう」という話である。それで大人になる気なら、ついでにここで僕を捨ててしまえ、と夢の轍ネタでシャウトしたい欲求を感じる。 今回、このコンサートに行かれた「30歳以上の方」に対する誹謗は全くない。だって、ルール違反じゃないもの。自称でOKですよ、と企画サイドが言ってる以上、入場するのもOKなら「楽しめなかった」と感想を書くぐらい当然だろう。また中途半端にチケットの値段高いし。(本気で若者を集めるなら、ドリンク込みで3,000円ぐらいだろうか) もちろん、費用対効果というものがあるのは資本主義で育ったシャオ自身よく知っている。だが、それは、こういう企画に当てはめてよいものか。 繰り返し言う。違うだろう。それは違うだろう。 年齢制限を「あえて」かけることにより、その差をなくそうとした「30歳以上の方へのコンサート」 かたや、年齢制限に実質上縛りをかけていないのに「U-30の方へのコンサート」 中身は全く別物である。そこがシャオには、歯がゆく、そして悔しい。 「それはお前の理想のさだまさし像」であって、「現実のさだまさし氏がどう動くかは別問題だ」という意見は実は正鵠を得ている。だが、せめて「失望した」と意見を表明することぐらいはよいだろう。 かつて、さだまさし氏の運動に「ピース・スフィア」というものがあった。その当時、結構な議論になったのだが、シャオは静観を決め込んでいた。今にして思えば、それは「彼の音楽」と「直接かかわりがなかった」からの「静観」だったのだなあ。今回の騒動で、言ってしまえばシャオは、自分の音楽の根源的なものに衝撃を受けたのだ。 なあ。ありなのか。そして、そして。 ステージから見たあなたの風景は、その昔、「30歳以上の方のコンサート」見たものと比べてどうだったんですか? この結果に、あなたは満足しているのか? そう問いたい。他の誰でもない、歌っている「あなた」にへだ。
by shaonanz
| 2015-05-12 20:04
| 日記
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Comments(1)
Commented
by
AK
at 2015-05-13 16:04
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公言とは、人前で隠しだてすることなく堂々と言うこと。
隠しだてしない=真実を隠さない=嘘を言うのではない。 なので、そう言うからには本当に30歳以下であるはず。 と思ったんだけど、念のため原文をよくよく見たらば(蟹) 「満30歳以下と言い張れる方(笑)」 あー、言い張るだけなら内容が嘘である可能性もあるね。 言い張って行っちゃったひと、無罪。オトナゲナイけど。 それと本文中に、どうやら書き間違いっぽい箇所がある。 「31歳以上の方は今回、入場をご遠慮願います」だね。 ^^^^^^
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