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2006年 11月 20日
ドアをくぐったときから予感はしてたが、相も変わらず予約してんのに1時間待ちってのはどうなのか。外科とか心療内科とかと違って時間も読みやすいだろうに(歯医者の急患ってあんま聞いたことがない)、予約システムが破綻してるとしか思えん。1回目ならともかく、ここんとこずっとだからなあ1時間待ち。ちょっと患者の時間ってのを粗末に扱いすぎてませんか。 激怒オーラを感じ取ったのか、院長は出てこず若手の先生の施術。これも腹立つんだよな。1人で切り盛りしてるのなら同情もするんだけど、ここは医者が3人、衛生士も3人いる。ってことは、いかに考えても単に患者を詰め込んでるだけなのが如実に判るんですが。若手の医者は「ホントにすいません。今日は色々あって・・」とか謝っていたが、そっちの都合なんか心底どうでもよいです。せめてもの許容範囲って、予約時間後10分、急患が入っても30分までとかが限度だと思う。1時間以上の待ち時間を患者に強要するんなら、そもそも予約システム自体をやめてしまえよ。こっちは仕事を調整して時間を空けているのだ。 とまぁ、心の中で不機嫌さを爆発させ、かつ、丁寧な口調で静かに怒っているという事を伝える高等技術を若手の先生に対しまんべんなく披露する。もともとシャオは不必要なほどフレンドリーな口調で話すため、逆にこういう時は「あ、怒ってるね?」というのがたいへん判りやすい。あなたもどうですかフレンドリー交渉術。普段笑顔で接していれば、いざという時の交渉がこんなに有利に! 施術が終わり、次回の予約時間を指定された時「その時間に来れば入れるんですね?」と、かなりゴリッとした含みで聞いてみる。「え、いや、そのぉ…」と口ごもる受付嬢に、「悪いんですけど、1時間以上待たされて、ヘラヘラ笑えるほど気が長くないんですよ。確実に入れる時間を指定してください」と、さらにゴリッとした口調でたたみかける。受付嬢が、「あの、なんでしたらこちらからお電話を…」とか言いかけるのを「勤務時間中に私用電話に出れるかボケ」(意訳)と心優しく諭す。あっという間に泳ぎだす受付嬢の視線。 まあしょうがないよな。 多分、予約患者の待ち時間より、患者数を優先しろというのは院長の指示なんだろうし、彼女が悪意をもってるわけでもないのも判ってる。ここでかなりゴリゴリさせてんのは、「次回こんな目にあわせてみろ暴れるど?」という示威行為。カルテの片隅にでも「時間にうるさい客」とでも書かれれば万々歳だ。まあ嫌われるけど。でも、縁もゆかりもない受付嬢に嫌われるのと、1週間に1回、必ず1時間以上は無駄に待たされる(そして後の予定が入れられない)というリスクとどっちをとるかというと、シャオは自分の時間をとる。 これぐらい言えばいいだろう、と思ったところで「……ではその時間で」と矛を収める。労働者階級をナメるなよこのブルジョアめ。次回は頼むぜベイベェ。 「ほんとに申し訳ありませんでした。 ではシャオさん、本日の診療代、6,830円になります」 ちょっと待ったれやコラ。 ななせんえんて。そんなお金、今まで歯医者で払ったことないんですが。1ヶ月の電気料金より高いんですけど。なんですかそれ。 いやまー確かに、前歯の治療で普通の銀歯じゃない(白い義歯)んだけど、それでも保険治療のはず。ぶっちゃけた話、たまたま持ってたけど、時と場合によっては所持金それ以下のことだってあります。前に行ってた町立の歯医者は「380円」とかがザラにあっただけに、キッチリ江戸の敵を長崎で討たれたっぽい。敗北感で心の中が満ち溢れる。ちっ。 それとも、何か他の代金がついたんだろうか。例えば悪口代とか。この医者ならそれも普通にありそうで怖い。
by shaonanz
| 2006-11-20 21:19
| 日記
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