カテゴリ
以前の記事
2022年 10月 2015年 08月 2015年 05月 2015年 01月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 フォロー中のブログ
エキサイト以外のリンク
シャオがよくお世話になっているリンク。
RYOKAN'S OFFICIAL SITE あまだくと! シャオと連絡が取りたい方はこちら。 shaoz01■yahoo.co.jp (■を@に変えてください) 最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2007年 05月 04日
あの頃、神田沙也加ちゃんのお母さんは、ぶりっ娘だった。 あの頃は、シブガキ隊も少年隊もいなくて男性アイドルといえば、たのきんトリオに決まっていた。 白髪の目立たない小田さんのいるオフコース。髪を伸ばしていた長渕。 バンドを組んだ高校生たちは、マイクの前では、男の子はみんな忌野清志郎みたいな、女の子はみんな山下久美子みたいな喋り方をして、観客を立ち上がらせるのに一生懸命だった。 ほんの少しの時の流れ。 それでも多くが変わってしまった。 あの頃、17歳でいられたことに感謝している。 遠い遠い昔のように懐かしくてたまらない、80年代初頭。 あの頃がオールディズ。 大人たちが、フィフティーズに感じる響き。 「転がる石になれ/堀田あけみ」 というわけで、手に入れてしまいました。いやプレミアついてて倍以上の値段になってたけど。インターネットって便利だ。 改めて読んでみての感想は、実は特にない。こんなもん、文章を読むより思い出を読んでると言った方が適切なので、冷静な論評をできる状態じゃないしなあ。 ほんっと青春小説。どーでもいいことに対して大騒ぎする主人公。また悪いことに誰が主人公かわからんのだ。一応は花梨という女の子なんだけど、実はキメ台詞は全部、友人の文子(これがおそらく作者の分身。当時はそんな小説のスタイルが流行ってました)に持っていかれてるし。 それでも、「あー判る判る」と思って読んでしまうのは、当時同じような年代を生きたせいだろう。逆に言うと、シャオと同世代の人間以外には絶対判らないと思う。そう考えると、ハチクロなんかはすごいんだよな。10年ぐらいのレンジ幅での共通した「青春像」を描けるってのは(あれは大学時代の話で、若干尤度があるという有利さはあるにしても)。 以上を踏まえて、無理やりな感想は「あの頃の青春ってシンプルだったよなあ」。恋愛も友情も何もかも、ヘンな横槍や知ったような大人たちの寛容さも余計な文明の利器もなく、言ってしまえば程よく調和が取れていたような気がする(いや、ありゃ使ってるとは思いますよ。携帯電話とか)。まあ身びいきと言ってしまえばそれまでなんだけど。 シャオと同年代の方で、古本屋で見かけた際は手にとってサラリと読んでもらえるといいかもです。多分その場で赤面することになるでしょう。その赤面を家まで持ち帰るかどうかはあなた次第。たまには悪くないと思いますよ。
by shaonanz
| 2007-05-04 17:11
| 本
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||