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2009年 10月 09日
さて、三連休の前夜。浮かれたシャオと配偶者は、ちょっと離れたパスタ屋さんへ夕食を得るために車を出す。片道(車で)30分の距離もなんのその、到着したシャオと配偶者は、明日からの休暇への喜びもありちょっとハイ。うふふふ~待て~ほら~つかまえてごらんなさぁい~待てぇこのぉ、車のキーを抜いたらすぐに追いかけるぞぉめきょっ めきょ? 信じられない瞳でシャオは自分の掌を覗きこむ。そこにあるのは、およそ常識では考えられないモノ…根元から真っ二つに折れたエンジンキーだった。 もちろんスペアはある。パスタ屋から車で30分ほど離れた自宅のシャオの部屋の机の中の引き出しに。そしてそれを取りに行くためには車を動かす必要があり、そしてその車のエンジンをかけるにはエンジンキーが必要で、そしてそのキーは……なんですかこのバッドエンドルート。 心配しててもしょうがないので、とりあえずパスタを食して早々に店を出る。とにかく何とかエンジンを起動させないと話にならない。食事を待つ間にしげしげと眺めてみたところ、幸い根元(鍵本体とキーレスエントリのボディ部分)のビスが吹っ飛んだ模様で、鍵本体にビス止め分の長さが残ってる。ここをつまめばなんとかなるかもしれない。 もし鍵を差し込んで根元まで飲みこまれたらおしまいだ。一抹の不安を必死で押し殺してクラッチを踏み、ゆっくりと鍵を差し込んでいく。カチリと音がした後、わずかにつまめるほどの部分が残っていることに安堵のため息をつき、その部分をつまんで鍵を・・・鍵を・・鍵を・・・。 回んねえ(泣) 梃子の原理の偉大さを指先で感じながら、やけくそで力任せにひねる・・コンソールパネルのライトが一斉に点灯し…やっと聞き慣れた2000ccのエンジン音が響きわたる。ほっとして力を抜き、シートに身を埋めたシャオに配偶者が恐る恐る聞く。 「あのさぁ……それ、途中でエンジン止まったらどうするの?」 プレッシャーかけんな。 一応シャオの名誉のために言っておくと、シャオはマニュアル車に乗っておりながらエンストなどしたことはない。そりゃまあ、免許とりたての頃になかったとは言わないけど、もう20年近くマニュアル車に乗り続けているのだ。そうそう公道でエンストなど起こすわけがない。が、それは通常の精神状態でのことだ。ただでさえビビりのシャオの脳裏に、最悪のビジュアルが浮かぶ。信号待ちで発進しようとしてエンストし、リスタートに手間取っているところに追突されるとか。うわーやめて。重い。プレッシャーでいつものクラッチがフェラーリ並みに重い。盛大にエンジンをふかしながらクラッチミート。表示している燃費計が3.0km/Lとかに跳ね上がる。 アルテッツアという車は、仕様差か、もしくは乗ってるうちについたクセ(多分後者が正解)か判らないが、クラッチミート範囲は実は結構シビア。そのシビアな範囲をいつもなら意識もせずに行うクラッチ操作だが、今回だけは別だ。全神経を左足に集中してクラッチをつなぐ。 そろりそろりと走り出すアルテッツア。しかし道のりはこれからだ。最低あと30分はこの状態を続けなければならず、その間には渋滞地帯を含む市街地を抜ける必要がある。うん、勘弁してくれ。と言ったって道路があり、そこに車で乗り入れた以上はそのとおり走るしかない人間の悲しさよ。道を外れるとはよく言ったものだ。 変なところで偉人の格言を思い出してると、シャオよりは数万倍有益な情報を求めていたらしい配偶者が「あそこっ! ネッツトヨタ!!」と叫んだ。おお、神々しく輝く青と白の看板よ。営業時間を30分ほど過ぎているがそんなことはどーでもいい。明りが付いている以上は人がいるはずだ。恥も外聞もなく「たーすーけーてー」と駆け込む。 でてきたネッツの整備士が神様に見える。手短に事情を話し、鍵を見せると絶句された。「最悪、ボンドで止めていいですか?」「あと30分持てばいいです」というハートウォーミングな会話の後、整備士が3人がかりで格闘する。いっぺん分解し、止められるところはビスで留め、念のためにとピアノ線で袈裟がけに固定するまで10分程度だっただろうか。そこらにある材料で応急処置をしていくのはまさに特攻野郎Aチーム。「試してみていただけますか」と共に出てきた鍵は、完璧と言わないまでも十分鍵としての機能を果たす状態だった。 地を這う勢いで低心低頭し、料金はタダと言う太っ腹な姿勢に大変恐縮するシャオ達がいた。この辺がやっぱトヨタ。さすがのサービス体制としか言いようがない。ルック・トヨタとか言われるわけがよく判る。この辺がクオリティ・コントロールの粋って奴だよなあ。 しかし、ネッツでこれなら、レクサスとかだったらどうなるんだろう。瞬時に鍵を新品に直す魔法とか習ってる可能性がある。と、冗談を書こうとしたが、マジでそんな気がしてきた。奴らならケアルガぐらい習得していてもおかしくない。それか「フェニックスの尾」を持ってるとか。
by shaonanz
| 2009-10-09 21:49
| 日記
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